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学生で親権者同意なしでもOKなカードローンを教えてください

親元を離れて一人暮らし中の大学3年生です。普段は実家からの仕送りと家庭教師のバイト代で生活しています。専門書を買ったり、就職活動の準備があったりでお金が足りなくなり、今だけカードローンをしたいと思っています。前に友達が借りようとした時には、親権者の同意が必要だったと話していました。

私は親に心配をかけたくないので、実家に知られずに借りたいのですが、そんなことはできますか?それと、怪しい所は怖いので、大丈夫かどうかの調べ方を教えてください。

大丈夫!学生ローンなら家族に知られずに借りられます

「親に心配をかけたくない」という気持ち、偉いですね。就職活動も専門書も必要だけど、学生さんには大きな出費ですね。そんな方にご紹介したいのが学生向けのローンです。ご希望どおり、家族に知られずに借りることができます。

インターネットで「学生 ローン」などで検索すると、いくつかの業者が見つかります。それらは、テレビでコマーシャルをしている所より小規模な貸金業者です。ホームページ自体もシンプルな印象の所が多いです。まずはいくつか見比べてみてください。

どの業者も、金利や貸付条件、申し込みできる人の条件が書かれています。申し込むには安定した収入があることは必須です。学生でなくても34歳までは大丈夫の所もあります。未成年でも借りられるところがありますが、保護者の同意が必要な所もあります。これは「よくある質問」などのページで確認できます。調べた中では、20歳以上であれば、保護者の同意が必要な所はありませんでした。

ところで、質問にあった「大丈夫な所の調べ方」ですが、登録番号を確認する方法があります。パンフレットやホームページには必ず会社情報が書かれています。住所や電話番号の他に、○○知事(10)第10000号といった番号が書かれています。○○知事というのは、その都道府県に届けを出して登録しているということで、第10000号はその業者の番号、カッコの中の数字は更新回数です。

更新は3年に1度なので(10)であれば30年の歴史があるという判断が出来ます。その他、所属の協会や登録団体の番号が書いてある場合もあり、そのような機関に所属している業者は、健全な経営の為の取り決めを守っていると判断できます。参考にして下さい。

いろいろな条件を見比べて業者を決めたら、申し込みです。窓口に足を運ぶ方法もありますが、今回はインターネット申し込みの方法を確認しましょう。ホームページには、手続きの流れが書かれています。それを確認して「申込」ボタンを押すと、基本的な情報を入力する画面が出てきます。説明や同意書の部分もしっかり目を通し、間違いがないように記入しましょう。情報を送信したら一度電話で連絡があります。

その後、身分証明書(学生証、運転免許証等)の確認があります。確認が済んだら、業者側が審査を行い、結果の連絡があります。その際、借り入れに関する説明もあります。ここまで済んだら、指定の口座に振込されます。それと並行して契約書類等が送られてきます。

ところでお金を借りると発生するのが利息です。利息は、借りた金額に利率と期間を掛け合わせたものです。長く借りるとそれだけ利息が増えてしまうので、早めの返済を心掛けましょう。

今回、学生ローンを中心に紹介してきましたが、大手消費者金融でも学生に貸しているところがあります。大手はコンビニATM等が使えて便利です。ただし、親権者の同意についてはホームページに明記していない場合が多いので直接電話をして問い合わせてみるといいでしょう。学業も就職活動も頑張ってください。

【参考ページはこちら】
初めてのカードローン、リスクとメリットを教えて!

学生が親権者同意なしで利用できるカードローン

金融業者が個人向けの商品として提供しているカードローンは、20歳以上で安定した収入を得ているという事が申し込み条件となっています。安定した収入とは継続性があるということであり、アルバイトやパートタイムも含まれています。20歳以上であれば、アルバイトやパートタイム等で継続して収入を得ている学生の場合は申込条件をクリアしていると認識されます。

20歳以上であれば、単独で法律行為を行う事が出来ます。このために、学生であっても親権者同意なしで契約手続きを完了させる事が可能です。申し込み時に特別な書類の提出が求められるという事も、一般のカードローンの場合はありません。ただし、未成年者の場合は状況は異なってきます。

個人向けのカードローンは、消費者金融やクレジットカード会社、銀行等の様々な業者が多様な商品を用意しています。消費者金融とクレジットカード会社の商品は貸金業法に基づいて行われており、銀行カードローンは銀行法により規制されています。貸金業法でも銀行法でも未成年者の利用自体は、禁止されているわけではありません。しかし、ほとんどの商品は未成年者は利用する事が出来なくなっています。

未成年者の利用が難しい理由は、未成年者単独の法律行為は法定代理人の同意を得なければならないと民法で規定されているからです。さらに法定代理人の同意のない未成年者による単独の法律行為は、後で取り消す事が出来るともされています。このためにカードローンの申し込み条件は20歳以上としており、学生だけではなく社会人であっても未成年者は対象からは外されています。(こちらもご参考に→18歳の新社会人は借り入れできる?

学生が利用するための条件は、20歳以上で安定した収入を得ている場合に限定されています。一般の申込者と同じ条件設定がされていますが、利用額は少額からとなるのが一般的です。親権者同意なしでの利用が可能ですが、成人として扱われているということであり計画的な利用が求められます。

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