銀行やサラ金の公式サイトに、「○秒お試し診断」とかってありますよね?入力項目が3?4つくらいで、すぐに「借り入れが可能と思われます」なんて結果が表示されるんですけど、あのお試し審査ってどれくらいの信馮性があるものですか?私的には期待が大きくなるだけで、本当の審査にはほとんど役に立っていない様に感じるんですが…。

申込みの可否を参考にする程度で、審査とは別物と考えましょう

ありますね?、お試し審査。でも、あの入力情報だけだと、実際の審査とは大きく違う結果になることも十分に有り得るというのは、お解りではないでしょうか。

実際の申し込みでは、氏名・住所・居住年数・家族構成・勤務先・勤続年数・収入・会社規模・連絡先電話・他社借入状況など、数十項目の申告が必要です。更に、個人信用情報のチェックや在籍確認の電話審査も行われるので、お試しでは判らない細かい情報も重要になってくることもあります。(こちらもご参考に→カードローンの仮審査と本審査の違い

想像の域を出ませんが、あの診断は申込み不可の人からの申込みや、コールセンターへの問い合わせ件数を減らすための「自己診断システム」なのではないかと受け止めています。カードローンの概要や説明をよく見ないで申込みする人も少なくはないでしょうし、そういう人でもセルフチェックができるための機能ではないでしょうか。

あの診断ですぐに借りることができたら、さぞ便利なしくみですよね。しかし現実としては、カードローン初心者の人や、自分の年収で申し込めるのかと悩んでいる人ヘの簡易サービスだという程度に考えておくのが良いでしょう。あまり期待し過ぎて審査落ちしたら、ショックも大きいですよ。
(⇒銀行カードローンの審査に落ちたらどうすればいい?

【参考ページはこちら】
カードローンの仮審査って誰がやってくれるの?

カードローンは本審査にすぐに申し込まずお試し審査を利用しよう

お金をすぐに借りたいからカードローンに審査を申し込む気持ちは分かりますが、審査に落ちる可能性も有ります。申し込む側としてはただの審査落ちという事結果にすぎないと考える方もいらっしゃいますが、本審査に落ちるという事はそれだけではありません。信用情報機関に審査落ちという履歴が残り、後日別のカードローン等に申し込んでも審査基準に達していても落ちる要因になります。

金融会社の審査基準は、基本は収入と職業を主に審査しますが、その他の入力項目も審査に通る為の要因にはなります。ただやはり基本は収入と職業が大きな要因にはなりますので、いきなり本審査に申し込むのではなく金融会社のホームページ上にあるお試し審査を受けて確認する方が無難です。お試し審査に落ちるようですと本審査に通る事は先ずないので、無駄に審査を受けて履歴に傷が残る事は無くなります。
(⇒カードローンの仮審査についてもっと詳しく!

消費者金融もカードローンも同じ様な金利の会社も多くなりますが、やはり銀行系のローンは消費者金融よりも相場として金利が低いですし融資限度額も高いので、せっかく契約をするなら銀行系のカードローンにお願いしたいのが本音でしょう。

ただし銀行系のローンは消費者金融よりも審査が厳しいので、職業が公務員や大手企業のサラリーマンなら別ですが、正社員でも中小企業にお勤めの場合は審査に通るかは微妙ですし、お仕事がパートやアルバイトの場合ではよほど勤務実績が長い事や持ち家をお持ちになって固定電話がある等の有利な審査項目が無い限り、審査に通るのは難しいのが現実です。

先ほど書いたとおり本審査に落ちると、信用情報機関に審査落ちの履歴が残るので、その他のローンを利用しようとする時に不利になるのは否めません。よほど自分の収入や職業に自信がある場合は別ですが、少しでも本審査に対し不安がある方は、先ずはお試し審査で確認して本審査に申し込むのが一番無難で安全なカードローンへの申し込み方法です。