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外国人留学生がカードローンを作るには何が必要ですか?

東南アジアから留学に来ている友人について質問です。彼女はインドネシアから介護の資格を取得するために留学してきた30代の女性なんですが、許可を得てアルバイトをしながら私と同じ専門学校に通っています。それで、外国人留学生でもカードローンを作ることが可能かどうかと、もし可能であれば何が必要かも教えていただきたいんです。

日本語のスキルと永住権・在留カードなどが必要です

まず、最低限必要な物として、日本語での会話と読み書きが日常生活で問題なくできるスキルです。本人確認の電話や申込み書類の記入、そして規約の読解力と理解力がなければ、申込みから審査の間で支障をきたしますし、どういう条件で借り入れをするのかも理解できないことになると融資はできないのがお解りいただけるでしょう。

次は、日本での永住権や在留証明書類の提出です。カードローン各社で申込み条件が異なりますが、永住権のある方でなければ対象外になっているものも多く、そうでない場合でも在留カードなどでの日本滞在を許可されている証明が必要です。

ご友人は留学が目的ということで来日されていらっしゃるのであれば、永住権は取得されていないのでしょうから、在留カードが必要で、永住権が無くても申し込めるカードローン探しをすることになります。探すところまでは一緒にあるいは代わりにしてあげても構いませんが、申込みは本人が行なわないといけませんよ。代筆・通訳などはできませんから念のためご注意を。

【参考ページはこちら】
カードローンのおすすめQ&A

留学生カードローンは申し込みの際の注意点

留学生カードローンが可能かどうかということですが、結論からいえば可能です。まずは、日本へ留学している外国人の学生についてですが、カードローンには、様々な形態があります。大きく分けると銀行系、信販系、消費者金融系と分けることができます。

銀行系のカードローン商品などでは、外国人でも利用することは可能ですが、永住権を持っている外国人の方に限られることが多く、留学などで一時的に日本に住む学生にとって利用することは難しいといえます。

信販系などは、条件もカード会社によって大きく変わってくるので、ひとまとめにして言うことはできませんが、永住権や特別永住権を持っていると、審査は通りやすいとは思いますが、なかには外国人登録書の提示で審査を通るカード会社もあるので、一時的に留学する学生でもカードを申し込める場合もあります。インターネットなどで各カード会社の申し込み条件を比較していけば利用できるカード会社が見つかると思います。

次に、消費者金融系のカードローンですが、こちらは銀行系や信販系のものと比較するとやや条件も甘く、外国人の方の利用に永住権や特別永住権の提示を求めていないところが多く、外国人登録証明書だけで審査を受けられるところが多いので比較的、外国人留学生の場合諸費者金融系のカードローンが審査を通りやすいのではないでしょうか。

これまでに挙げてきた点は審査が通るかどうかを説明してきましたが、無理な借り入れをしないためにも審査が通るカード会社の商品をしっかりと理解して計画性をもって利用できるかを考えて申し込みすることが大切です。

逆に、日本から海外に留学する方などは、日本で作ったカードが留学先で使えるかどうかをしっかりと把握しておく必要があります。海外では、なにかとクレジットカードが必要になることも多いですし、キャッシング枠の利用が現地で引き出せるのかどうかや限度額がいくらまでかをしっかりと把握しておきましょう。

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