もうすぐ完済する予定のカードローンをどうするかについてアドバイスをお願いします。今、銀行のカードローンを1枚利用中で、3ヵ月後には完済する予定でいます。そこで、その後の手続きとして解約したほうがいいのか、今後に備えて契約し続けていたほうがいいのかで悩んでします。

解約するほうは新しく借りるときにまたどこかへ申し込まなきゃいけないデメリットがあることは解るのですが、使っていないカードローンを契約し続けていて発生するデメリットはよく解りません。考えられるデメリットを是非教えて下さい。

契約切れに気づかない、大型ローン審査への影響などがあります

難しいところですね。今後も利用する可能性が高いのであれば、解約する必要はないでしょう。もし解約したら、仰っているとおり、最初から審査を受け直さなければいけなくなってしまうので、その点はよく考えてから行動されるといいですよ。

契約し続けることのデメリットとしては、「契約の自動延長が打ち切られても気づかない」ことがまず考えられます。ご存知かと思いますが、カードローンの契約は1年~5年といった比較的短い期間で、その後も使い続けることができているのは審査の上、自動延長されているからなんですね。

この自動延長についてカードローン規約を複数読んでみると、「双方に申し出がなければ自動で延長」とするものもあれば、「一定期間の利用がない場合、(銀行側が)解約することができる」といったものもあります。カードローンごとに書かれている内容は微妙な違いをみせていますが、もし契約を続行するのであれば公式サイトの会員ページを定期的にチェックして、契約状況の確認くらいはしておきたいものです。

もうひとつ考えられるのが、住宅ローンやアパートローンなどの大型融資を申し込むときに、審査で借り入れ可能額が問題視される可能性もあるということでしょう。消費者金融のカードローンはその存在自体を嫌う金融機関もあると言われていますが、銀行のカードローンでも「他から借金ができる」状態を危険視する金融機関もあるにはあります。

近い将来、数百万~数千万の融資を希望するのであれば、スパッと解約してしまうのもいいでしょう。残高ゼロなら、審査前に手続きをしても遅くはない場合が多いので、慎重に考えて実行してくださいね。

【参考ページはこちら】
カードローンの審査条件に関するおすすめ記事

カードローンを契約することによるデメリット

急に資金が必要になった。急にどうしても大きな買い物をしなくてはならなくなった。そんな時に、資金調達の方法の一つとして、カードローンは非常に便利ですし、利用している人が多いことも事実です。しかし、カードローンを利用する際には、それによって起こるデメリットもしっかりと理解することが必要不可欠となってきます。そんな、カードローンのデメリットについてお話したいと思います。
(⇒カードローンのメリット・デメリットのおすすめ記事

一つ目は、あまりにも手軽すぎるあまり無計画な借り入れに陥ってしまう可能性が高いということです。カードローンの多くは、ATMで簡単に借り入れが出来てしまったりと、その手軽さを売りにしているところが多くあります。その手軽さがメリットの一つであることに間違いはありませんが、そのメリットが思わぬデメリットを引き起こす可能性もあるということです。

二つ目は、返済期日に間に合わなかった時のリスクが大きいところです。消費者金融のものであれば、数日程度の返済遅れでもそこまでリスクを負うことはありませんが、金融機関のものは、たった一日の返済遅れによって大きなリスクがのしかかってしまうことが多いのです。

新規借り入れが出来なくなってしまったり、さらには保証会社に保証してもらうことになったりもします。保証会社に保証してもらうことになると、保証会社からその保証会社の金利で借り入れをしたのと同じことになってしまうので、金融機関でせっかく安い金利で借り入れしたことが台無しに…なんてこともあるのです。
(⇒カードローンの利息についてもっと詳しく!

三つ目のデメリットは、金利の高さです。金利の安さを前面に押し出しているところも多いですが、そのほとんどは、多くの金額を借りれば借りるほど金利が高くなっていく、というシステムを利用しているところが多いのです。長期的な返済になっていくことが多いので、それを考えると10%を越えることが多い金利は、決して安いといえるものではないでしょう。

大きく三つのデメリットを紹介しましたが、どうでしょうか。カードローンには、その手軽さや便利さなど、メリットもたくさんありますが、逆にこういった面があるということも見逃してはならない事実なのです。契約する際には、良いところ、悪いところをしっかりと見極めて、自分にとってそれが絶対必要であるかどうかをしっかり考えることが大切なことといえるでしょう。