社会人一年目、23歳の男です。会社の寮に住んでいます。来月、実家への帰省と職場の人の結婚式が重なってピンチです。そこで質問なのですが、働き始めて1年未満でもカードローンは出来ますか？保証人を頼める人がいなくても大丈夫ですか？用意する書類があれば、それも教えてください。

大丈夫！20歳以上で安定した収入があればカードローンは可能です

相談者さんは勤続年数が短いことを気にされていますね。基本的に、20歳を超えていて安定した収入があればカードローンは可能なので安心してください。また、ご質問にあった「保証人」はいなくても大丈夫です。

ところで、一口にお金を借りると言っても、いろいろな方法があるのをご存知ですか？銀行で借りる他、消費者金融等の貸金業者を利用する方法もあります。どこで借りるか検討する時は、審査、金利、利便性の3つで比べると分かりやすいと思います。
（⇒カードローンの審査条件について詳しく）

貸す側が一番困るのは、貸したお金が返って来ないことなので、どの業者も「この人にお金を貸したら返ってくるか？」という判断をします。それが審査です。審査の基準は、職業や勤続年数、年収等です。審査の厳しさで比較すると、銀行は厳しく、消費者金融は緩めな場合が多いです。

また、お金は借りた額をそのまま返せばいいのではなく、おまけをつけて返します。それが金利になります。金利の上限は法律で定められていて、借りた額と借りていた期間に応じて支払います。金利は、銀行は低め、消費者金融は高めに設定されている事が多いです。ただし、金利に幅がある業者も多く、貸付限度額が少ないと高めの金利になる事が多いです。

利便性でいうと、手続きが短時間で済むのは消費者金融で、申し込みからお金を手にするまで、早ければ1日で済んでしまうこともあります。銀行は2週間程度かかります。もう1つ確認しておきたいのが手数料です。お金の出し入れが頻繁な場合、ATM手数料がかかると負担になります。

銀行で借りる場合、日ごろ使っている銀行があれば、まずはそこに問い合わせるといいです。毎月の給与振込や公共料金支払いは1つの信用にあたるので、他の銀行に申し込むより審査が有利になる可能性があります。また、定期預金をしている場合、そこから借り入れする方法もあります。

銀行での申し込みの際は、通帳とキャッシュカード、印鑑、本人確認書類（運転免許証や健康保険証のこと）を持参しましょう。また、窓口に行かなくても、インターネットから申し込む方法もあります。社会人1年目ということで、貸付限度額はあまり大きい金額にはならないかと思います。

次に消費者金融を利用する方法です。窓口に行く他、インターネットから申し込む方法もあります。申し込み画面で、住所や生年月日、年収や他社での借り入れ等を記入します。業者側はそのデータを元に、貸せるかどうかの審査を行い、貸付限度額や金利を決め連絡をしてきます。その条件でよければ契約をします。その時に本人確認書類が必要になります。借りる額が大きくなると収入の証明書が必要な場合が出てきます。

また、職場に在籍確認の電話が入ります。これは会社名ではなく個人名でかけて来るもので、本人は電話に出なられなくても大丈夫です。消費者金融は、「○日以内に返せば金利無料」等のキャンペーンをしていることがあり、条件が合えば金利を払わなくていい場合もあります。（こちらもご参考に→無利子のカードローンはどんな仕組み？）

今回の相談では、実際にお金が必要なのは来月とのことなので、じっくり比較検討できると思います。どこで借りるにしても、返済方法を確認して、キチンと返済することを忘れないようにしてください。

【参考ページはこちら】
絶対借りれるカードローンは本当に借りられる？