私の息子が急病にかかり入院。まだ私の給料日まで1週間以上あるのに、少なくともお金が約20万円ほど必要になってしまいました。そこで先日、スピード審査、即日融資ができるという某有名消費者金融のカードローンに申し込みに行きました。ところが、審査結果はなんと不可…。そのカードローンを利用する事が出来ませんでした…。
しかし、支払いはあまり先延ばしにする事ができないので、別のカードローンに申し込もうと考えています。ところが、その話を聞いた夫が、「審査に落ちたって事は、信用が良くないからなんじゃない?信用が良くないなら、どこに申し込んでも、審査は不可じゃないかな。」と私に教えてくれました。
また審査落ちしてしまうのであれば、新たに申し込んでも無駄…ですよね…。一度どこかでカードローンの審査に落ちている場合、別のカードローンに申し込んでも、また審査は不可になってしまうのでしょうか?
おやおや、ご愁傷様です…。子供さんの急な病気や怪我はなかなか予想できるものではありませんから、医療費のために急遽キャッシングを利用したいと考えるのは珍しい事ではありませんよね。せっかく急いでカードローンに申し込んだのに、審査が通らなかったとなれば、焦りも大きくなる事でしょう。
旦那さんが既におっしゃっているようですが、カードローンの審査で落ちてしまう理由は、あなたの信用情報があまり良くない、というものが真っ先に考えられます。過去にキャッシングを利用していて支払いを延滞していた、借金が返せなくなり自己破産をした、等の大きな事故情報があれば、ほとんどの銀行や消費者金融で「お金を貸しても返してくれない人」という認識をされてしまうので、カードローンの申し込みをしても、審査に落ちる事が多いのです。
ですから、もし過去の信用情報に、そのような審査に不利になるような心当たりがあるのであれば、他のカードローンでも審査は不可になる可能性が高いです。
しかし、審査に落ちる理由はそれだけではありません。
まず、消費者金融系のカードローン等のキャッシングは、貸金業法の総量規制の対象になっている事が多く、借りられるお金の上限が法律で決められています。具体的には、個人の年収の3分の1を超える金額を、総量規制の対象となっているキャッシングから借りる事はできません。
もし、今回申し込んだカードローン以外にもキャッシングを利用していて、その総量規制の上限まで既に借りているということであれば、新たに貸す事ができないために審査落ちした、という可能性もあります。その場合、総量規制の対象外である、銀行系のカードローンに申し込みをすれば問題ありません。
他にも、申し込んだカードローンの銀行や消費者金融の審査内容が比較的厳しく、例えば年収は最低でも200万円以上の人とか、その企業が独自に考えている「貸せる人物の条件」のボーダーを満たさなかった、という理由もあります。
大手の銀行や消費者金融では、金利が安く、申し込み人数の分母も大きいのでこのパターンで審査が落ちてしまう可能性は十分考えられます。この場合だと、金利が大手より高い事が多いですが、中小レベルの銀行や消費者金融に申し込めば、すんなり審査が通る事があります。(こちらもご参考に→審査基準に関するカードローン記事)
これらのことから、申し込み自体を諦めるのは早計です。心当たりがあるのであれば不要ですが、まず、自身の信用情報は信用情報機関から開示してもらう事で確認できますので、過去に事故情報がなかったかどうか調べてみましょう。
【参考ページはこちら】
審査がゆるくて借りやすい銀行カードローンは?
カードローンを申込んで、審査に落ちてしまう人と言うのは、その殆どが既に他の金融業者からカードローンで借り入れをしている人です。実際、初めてカードローンを申込むような人は、無職で無収入な人でない限りは、審査に落ちることはまずありません。
勿論、審査に通った後のカードローンの限度額については、年収や勤続年数、家族構成や住居形態等によって区別されます。しかし、正社員ばかりでなく、パートやアルバイト或いは派遣社員として働いていても、一定の収入があれば審査には通り、カードローンを利用してお金を借りることができるのです。
そのため、審査に落ちた人と言うのは、対策を打たなければいつまでたってもカードローンを利用することができないのです。審査に落ちた人のカードローン対策としてお勧めなのは、銀行系のカードローンに申し込むことです。
他の金融機関のカードローンの借り入れをしている人は、別のカードローンに申し込んでも、総量規制という規制のために審査に通らなくなっているのです。この総量規制と言うのは、年収の三分の一以上の借り入れを禁じている規制です。
他の金融機関のカードローンで借り入れをしている場合、その実際の借入額ではなくて、カードローンの限度額いっぱいを借り入れていると見做して審査されますから、どうしても総量規制に引っ掛かってしまうことが多くなり、審査に落ちてしまうのです。
(⇒審査に落ちるカードローン審査厳しいのなんで)
しかし、銀行系のカードローンは、この総量規制の対象外ですから、申込んでみれば審査に通る可能性は高くなるのです。しかも、銀行系ならば、消費者金融系のカードローンよりも金利が低く設定されている傾向にありますので、利用するのもお得になるのです。
また、大手の都市銀行のカードローンは、審査の時に年収や勤続年数などで条件が厳しく、審査に通りにくくなることがありますが、中には、ある限度額までは収入証明書の提出が不要となる銀行もあります。
主にネット銀行がこのような手法をとっています。収入証明書の提出が不要と言うことは、審査の時に年収をあまり重視しないと言うことですので、更に審査に通る可能性が高くなります。
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