給料日前になるとお金の残金が厳しい事が多く、常々、生活費のためにキャッシングを利用したいと考えていたので、普段よく利用している大手の銀行で、カードローンを申し込み、無事審査も通ったので利用しています。

私はツーリングが趣味で、今までは自転車のツーリングだけ参加していたのですが、バイクのツーリングにも興味があり、憧れていました。ちょうど申し込んだカードローンがありますし、バイクを購入しようと検討しているのですが、カードローンと同じ銀行に、マイカー（自動車）ローンもある事を知りました。

カードローン１つがあればさまざまな用途に使えるから便利だし、カードローンだけがあればいいよね！と思っていたのですが、昔から住宅ローンやマイカー（自動車）ローン等、ローンには多数種類がありますよね。お金を貸し借りする事に変わりはないと思うのですが、カードローンとは大きく違う点があるのでしょうか？

基本的に、資金の使用目的があるかないかの違いで分類されます

元々ローンは、資金の使用目的がある融資を指す言葉で、使用目的がない融資はキャッシングと呼んでいました。ローンには、一般的にも認知度の高い、住宅購入資金のための住宅ローン、自動車購入資金のためのマイカー（自動車）ローンを始めとして、子供の教育資金のための教育ローン、個人事業主や法人の事業資金のためのビジネスローン等の種類があります。

後々、ローンの利用者が増加する中で、利便化を図るために特に目的用途がなくても利用できる、比較的小口の融資を可能にしたカードローンが誕生したのです。そのため、現在ではローンとキャッシングの線引きは殆どありません。

お金を貸し借りする事、という点においてはカードローンも、特定の使用目的があるローンも確かに違いはありません。しかし、カードローンに比べて、使用目的のあるローンは住宅など、内容によっては数千万円どころではなく、例えば１億円、と単位が変わってしまう程の高額利用になる事がありますので、利用限度額も高額で金利は低く設定されています。そのため、一般的には審査が厳しいとされています。

ローンは高額利用になるほど、金利の低さを重視しなければ、後々返済するお金が多くなってしまいます。ですから、住宅や自動車等は専用ローンで購入した方がお得になる事が殆どです。しかし、自動車で言えばバイク等、カードローンの利用限度額内でも問題なく買えるものもありますので、審査に不安要素がある人は、マイカーローンに申し込まず、既に利用しているカードローンで購入する事は珍しくありません。

ちなみに、近年では住宅や自動車を購入する人が減っている事もあり、様々なバラエティに富んだローンが登場してきています。例えば、多目的ローンです。個人事業の資金等、一部の用途を除けば特に使用目的の制限なく利用できるローンです。

利用例を挙げると、結婚式やそれに関連する費用、旅行資金、引っ越しの際の費用、保険対象外になってしまう治療費、趣味の楽器や美術品、家電製品といった高額品の購入資金等…枚挙にいとまがありません。カードローンと比較的商品の方向性が似ていますが、こちらの方がカードローンよりも若干、まとまった金額の利用をターゲットにしています。

勿論、前述したようにカードローンより金利は低い設定ですので、既にカードローンを利用しているなら、多目的ローンも併せて使い分けて利用した方が、更にお得なキャッシングをする事が出来ますね。（こちらもご参考に→おすすめのカードローンサービスを教えて！）

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