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きちんと配偶者書いたのに、専業主婦向けカードローン落ちた理由

先日、夫婦で待ちに待った、第一子を出産しました。子供の出産を見込んで、生活資金をある程度準備していたものの、思っていたよりも色々なもので出費がかさんでしまい、少し苦しい状況です…。そこで、旦那の給料日前等、少しだけ手持ちが厳しい時期だけカードローンを使おうかな、と申し込みを検討していました。

色々調べていたところ、無収入の専業主婦でも融資オーケー、ネットで申し込むので家族にバレる心配はありません!…という謳い文句のカードローンが結構ある、という事を知りました。正直、素直に旦那に「カードローンに申し込みたい」と相談しても、許してもらえず怒られてしまいそうな雰囲気が漂っていて言えません…。でも、多くても月に5万円以上は借りないし、旦那の給料日が過ぎたらすぐに返済しよう、と考えていた私にこれはピッタリなのでは?と思いました。

そこで、早速ネットからそのカードローンに意気揚々と申し込んだのですが…。なんと、結果は審査落ち。提出した書類自体には記入漏れや添付忘れのような初歩的なミスはしないように何度も確認しましたし、私自身はこれまで過去にカードローン等を利用した事がないので、もし信用情報が関わっているとしても、原因になっているとは思えません…。

このような場合、審査落ちの理由はどのようなものが考えられるでしょうか?

専業主婦の場合、基本的に配偶者の信用情報が審査対象になります

実は、カードローンは申し込みをした人が専業主婦の場合、無収入の人と判断され、基本的に審査対象は配偶者になります。すなわち、旦那様が審査対象になります。収入面については、定期的な収入があればほぼ問題がないので、お勤めしている旦那様であれば大丈夫でしょう。そうなると、審査落ちしたのは信用情報に何か問題があるのだと考えられます。勿論、信用情報は申し込んだ奥様ではなく、同じ様に旦那様の信用情報をチェックします。

このことから、審査落ちになる心当たりが全くない!という事であれば、旦那様の信用情報に何らかの問題があるのだと考えられます。

例えば、旦那様の信用情報が明らかにブラックである場合はまず審査落ちになるでしょう。多くは、旦那様が過去にキャッシングで長期延滞をした事故情報があった、というものですね。

また、自己破産情報は5年~10年は個人信用情報機関に残るので、実は結婚以前に旦那様は自己破産をした経験があった…というケースも考えられます。流石に過去の事とはいえ、旦那様が自己破産していたという事を、奥様が全く知らなかった!というのはあまり考えられませんが、あくまで可能性の1つということで挙げさせていただきますね。

他に、既に旦那様が何らかのキャッシングを利用している場合に、貸金業法の総量規制対象のカードローンを申し込み、審査落ちになってしまった可能性もあります。

総量規制は個人の年収の3分の1以上の金額を貸してはいけない、という決まりで、銀行系のカードローンへの申し込みであればこの決まりの対象外なので関係ないのですが、消費者金融系のカードローンは対象になっている事が多いです。旦那様が普段使っているクレジットカード等のキャッシングで、既に利用限度額いっぱいまで使っている、という事に心当たりはないでしょうか?

ちなみに、主婦は主婦でも、パート等で働いていて定期的な収入がある場合は、奥様自身が審査対象になります。その場合だと、例え配偶者の信用情報がブラックでも、配偶者は審査対象にならないので、審査に影響は及びません。

【参考ページはこちら】
夫に内緒で専業主婦カードローン使える?

保証人となる配偶者書いたのにカードローン落ちた場合

カードローンの審査は非常に厳正なるものであり、本人に経済力や社会的信用性が無い場合には基本的にはカードローンを利用する事は出来ません。しかし、たとえ本人が無収入であったとしても配偶者や家族に安定した収入を持つ者がいれば、その当事者の同意を得て返済が滞った時に代わり返済する事が可能となっています。つまり、無職であっても配偶者に安定した収入があれば申し込む事が可能になっています。

しかし、配偶者書いたのにカードローン落ちたという場合があります。その理由としては複数挙げる事が出来ます。まず、その金融機関の方針として代わりに返済する人物がいたとしても借りた本人に経済力が無い場合は借す事が出来ないという場合があります。これは金融機関によって独自の基準が設けられているので、一つの金融機関がこれを許可していたとしても他の金融機関がそれを許可しているとは限りません。

それを知る為には審査を受けるまえにその金融機関に問い合わせる事が大切です。審査を一度受けて落ちてしまうと半年間は再度審査を受ける事ができなくなります。また、自分の信用情報に傷が付く事にもなるので慎重に審査を受ける必要があります。

もう一つの理由としては配偶者に経済力や社会的立場が無いという事が挙げられます。この際には配偶者の年収や勤続年数を明記する事になりますが、この数値が基準を下回っていたり過去に借金の滞納があった場合には審査に通らないという事になります。また、配偶者の経済力を示す数値に誤りがあったり偽って書いた場合です。この場合においては、本人だけではなく配偶者の社会的信用度も大きく下がってしまう事になるので嘘を書いてはいけません。

この様にカードローンに落ちる可能性としては様々であるので、まずは配偶者に収入があれば利用する事が出来る金融機関を選定する事が大切です。そして、その中でも出来るだけ審査基準が低い会社を選ぶようにしたいところです。
(⇒カードローンの審査が緩い銀行はある?

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