なんと、私の息子が交通事故に遭ってしまいました。悪天候の中で運転をして、誤って電信柱に激突。息子が大切にしていたバイクは滅茶苦茶に壊れてしまって見るも無残な姿に…。事故に遭った息子自身は、見るからに大きな怪我はありませんでしたが、念の為検査入院しています。

自動車保険には入っていたものの、事故の後処理の為に色々とお金が必要になってしまいました。私が給料日前である事に加え、たまたま大きい出費が様々重なって手持ちが心もとない時に、息子の交通事故が起きてしまったので、そのお金をどこから出せばいいのか…と、とても困っています。

取り急ぎ、いつも利用している銀行のカードローンに申し込んで費用を工面しようかな、と検討しているのですが、あまり審査に時間がかかってしまうと話になりません。なるべく早く、審査結果が分かる銀行のカードローンがあるなら、そちらに申し込みたいと思っています。そのような銀行カードローンはあるものでしょうか?

審査の早さが売りの銀行に、インターネットから申し込みをしよう

昔は、一般的に消費者金融系のカードローンは審査が早く、銀行系のカードローンは審査が遅い…と言われていました。しかし、近年では大手消費者金融は銀行のグループ企業で、保証会社になっている事が多く、消費者金融の早い審査のノウハウをそのまま利用する事ができるので、銀行系のカードローンでも審査にとても時間がかかる、という事は少なくなり、早い審査、そして即日融資も可能になってきています。

「審査時間は最短30分!」というように具体的に審査時間がどのくらい早いカードローンなのかをアピールしている銀行もありますので、審査にかかる時間をそのようにしっかり明記している銀行から申し込み候補にするといいでしょう。

但し、「審査時間は最短で30分」と書かれていても、実際には申し込みをした人の情報や、申し込みをした時の状況によって、多少時間がかかってしまう事もありますので、必ずしも最短時間で審査が終わる…というわけではない事を覚えておいて下さいね。

自分自身の情報には工夫のしようがないのですが、申し込み方法は少し工夫した方が、審査時間をより早く効率的にする事が出来ます。

カードローンは電話をする、書類を郵送するといった申し込み方法の他、銀行独自のテレビ窓口や、契約機で申し込む方法もありますが、インターネットから申し込むのが最も審査時間を短縮できます。

しかも、インターネットからの申し込みは、基本的に24時間いつでも対応してくれるますのでとても便利です。電話で申し込むと、稀に電話回線が混雑している場合がありますし、テレビ窓口や契約機からの申し込みのように外出する必要もありません。

ちなみに、書類を郵送するタイプの申し込み方法は、ただでさえ書類が届くまでにどんなに早くとも1日は必要ですし、土日祝日を挟むと更に時間をかけてしまう事になります。早い審査を希望しているのであれば、なるべく避けた方がいいでしょう。

原則、カードローンは申し込んだ当日にすぐ審査される事が多いのですが、インターネットからの申し込みが24時間対応しているからといって、夜遅くに申し込むと、自動的に翌日営業日の審査になってしまう事があります。

ですから、なるべく早い日付かつ、午前中等、早い時間帯に申し込むようにするのがベターです。インターネットからの申し込みの審査結果は決まり次第、メールや電話で連絡されますので、申し込んだらこまめにメールや電話の着信を確認しましょう。

【参考ページはこちら】
申込みブラックでも審査に通れる?

一番審査の早い銀行カードローンを利用したい

一番審査の早い銀行カードローンを探している方もいらっしゃるかもしれません。審査の早いカードローンといえば、銀行系よりも消費者金融系ですが、銀行系の中にも審査の早いカードローンはあります。

ただし基本的に銀行カードローンは、消費者金融系よりも審査時間が長いと思ったほうがいいでしょう。その理由は、銀行カードローンの場合、金利が安くて借入制限がないからです。安い金利で、しかも希望融資額が得られやすいため、その分、審査に関しては厳しくなっているのです。

審査基準が高いことはもちろんですが、審査時間も長くかかります。したがって、即日審査や即日融資は難しいと思ったほうがいいでしょう。

ただし、こうしたことも昔に比べれば改善されてきており、中には銀行カードローンでも即日審査や即日融資ができるところも出てきています。そうしたカードローンの中から、一番審査の早い銀行カードローンを探すことができるでしょう。

さて、カードローンを利用するときには審査に通過しなければなりません。カードローンの審査には2段階があります。まず最初に仮審査が行われます。この仮審査に通れば、次は本審査になります。仮審査から本審査まで全て通れば、カードローンが利用できるようになります。
(⇒仮審査が在るカードローン、本審査で落ちることもある?

審査の項目は多岐にわたります。特に申込者の返済能力についてですが、さまざまな属性がチェックされます。審査のポイントは3つ、現在の収入、現在の借入額、過去の金融事故情報です。収入は収入証明書類から、現在の借入額は他社からの借入状況について、金融事故情報は個人信用情報機関を通じて調査がなされます。

カードローンでは、一度審査に落ちても再度申し込みを行うことができます。その際は、信用機関から申し込み履歴が消える3~6ヶ月後に申し込みをするのが得策です。

またカードローンの利用では、総量規制についても考えておく必要があります。総量規制の対象になるカードローンには借入制限があり、年収の3分の1までしか借入ができません。