> > > りそな銀行カードローンは元本がなかなか減らないって本当?

りそな銀行カードローンは元本がなかなか減らないって本当?

一人暮らしを始めてから、家電やインテリア等のような、現金を一度に払って購入するのが難しい高額なものを購入する機会が増えました。そのため、りそな銀行のプレミアムカードローンを、支払いに利用しています。りそな銀行のカードローンには、「普段からりそな銀行を利用しているから」という理由で、申し込みました。ですから、他のカードローンの内容と比較する、というような事はしていませんでした。

現在の私の借入残高は30万円位なので、毎月5日の返済日に返済する金額は1万円です。少ない金額なので、家計にもあまり負担がなくて助かっていますし、口座引き落としなので、特に返済が遅れたりするような事もなく安心していました。

ところが、たまたまキャッシングについて調べた時に、「りそな銀行のカードローンは元本がなかなか減らない!」という記事を見かけ、「もしかして、りそな銀行のカードローンってカードローンの中ではあまり良くない内容だったの…!?」と、カードローンの仕組みがよく分からないばっかりに、ただただ焦っています。実際のところ、本当なのか分かりやすく教えて頂きたいです。

どんなカードローンも、繰り上げ返済をしなければ元本は減らない

まず、大きな誤解が1つあります。「元本がなかなか減らない=りそな銀行のカードローンは良くない」…という考えの事です。簡単に解説しますので、その誤解を解いていきましょう。
(⇒りそな銀行カードローンを使いたい方はこちらへ

りそな銀行をはじめ、カードローンを扱っている銀行や消費者金融では、返済方法に「残高スライド方式」というリボルビング払いの一種である返済方式を使っている事が殆どです。主にこの方式は「残高スライド元利定額リボルビング方式」と「残高スライド元利定率リボルビング方式」の2種類のどちらかの場合が多いです。

「定額」の方式の場合は、借入残高が50万円までなら毎月1万円、借入残高が50万円~100万円なら2万円…というようにはっきりと支払う金額が決まっているタイプで、「定率」の方式の場合は借入残高が50万円までなら1万円にプラス利息分、借入残高が50万円~100万円なら2万円にプラス利息分…というように支払う金額の目安は大体分かるものの、多少利息分で支払い金額が変化するタイプです。りそな銀行のプレミアムカードローンの場合は前者です。

「定額」の方式では、支払う金額内に利息が含まれるようになっています。普通、借入残高が多い方が、利息は高くなりますよね。つまり、毎月支払う金額が同じ1万円でも、30万円の残高の時の方が、10万円の残高の時より、1万円の内「利息」を払っている割合が大きくなり、その分「元本」返済の割合が小さくなります。

すなわち、借入残高が高ければ高い程、最初の返済のうちは「利息を払っていて元本返済に充てている金額が少ない」状態になるので、元本がなかなか減らない、という話になる訳です。

しかし、この方式は、りそな銀行だけが使っている訳ではなく、多くの銀行や消費者金融でも同様の方式を使っています。ですから、同様の方式であるなら、どこの銀行や消費者金融でも、毎月決められている金額を払うだけでは「元本が減りにくい」のは当たり前で、りそな銀行だけに限った事ではないのです。

カードローンは、毎月必ず契約で決められた金額を返済するのはあくまで最低条件であって、元本を積極的に減らしたいと考えているのであれば、自分からATM等から随時、「繰り上げ返済」をする事が基本です。

【参考ページはこちら】
りそなプレミアムカードローンは高給な人だけ使える?

気を付けないとりそな銀行カードローンは減らない?事は無いです

普通にカードローンを利用していれば自己破産しない限りキャッシング等の利用は問題なく出来ますが、皆さんがそんなに重要視していない返済遅延を起こすと、場合によっては融資限度額の減額や一定期間の融資凍結というカードローン会社も有りますので、りそな銀行カードローンは減らない?という問いに対しては、返済行動によっては減る場合もある事を肝に銘じておく必要が有ります。

当然普通の方は約定期日には約定返済金額をきちんと口座に入れていたり、ATMで支払うのが当たり得ですが、返済を重要視しないのか若しくはうっかり忘れていたのかは分かりませんが、約定返済期日に返済しない方がいらっしゃいます。同じような理由で携帯電話料金も返済期日に支払わない方もいますが、金融機関での支払い遅延と同じよう信用情報機関に個人情報で支払い遅延によりブラック登録をされて、カードローンの利用も一部制限される可能性が高いです。

本筋はカードローンの支払い遅延や自己破産ですが、その他の料金の支払いの遅延でもカードローンに多大な影響を及ぼす事も有ります。カードローンが使えなくても現金で支払えば普段の生活には問題が無いですが、住宅ローンや自動車ローンや教育ローンといった利用する可能性が高いローンも一定期間利用できなくなる可能性が高くなります。ブラック登録が解除されるのは、一般的には最低でも5年間は情報の保管義務が信用情報機関にあるので、5年間ローンが利用できないのは大きなピンチです。

ローンを利用していでも現金で住宅や自動車を購入できる方はいいですが、ほとんどの方はローンを組んで高額な商品を買う事になるので、返済遅延等の金融事故をカードローンの融資限度額が減らされるだけでなく、その他のローンにも影響が有りますので、カードローンは契約行為だという事を肝に銘じておいて、返済期日と返済金額を毎月きちんと返済していけばカードローンのみならず他のローンにも影響しないので十分留意してローンを利用しましょう。

新着記事
TOPICS