30歳の女性です。ここ2年ほど、レーシック手術を受けたくてしかたありません。でも費用の安いところだと不安だし、高いところだと貯金が足りないので、なかなか実行できずにいます。先日、医療ローンというので治療費を借りられることを知りました。でも何だか手続きが面倒くさそう……。カードローンだったら簡単に借りられますよね? どちらがいいでしょうか。選び方を教えてください。
カードローンというと、金利は15%から18%くらいが多いでしょうか。一番手軽なローンで、審査は比較的簡単です。大手消費者金融や有名銀行であれば、申し込んですぐに借りられますし、利用はコンビニからできます。
一方で医療ローンというと、イメージがはっきりしないのではないでしょうか。そういったローンが存在することをご存じない方も多いでしょう。金利は医療ローンを扱う金融機関によって、かなりばらつきがあります。
病院で相談すれば、提携しているクレジット会社のローンを紹介してくれるかもしれません。それでは金利が高いとか何か不満があれば、扱っている銀行を自分で探しましょう。これはちょっと面倒です。
銀行はどこでも医療ローンを扱っているわけではありません。「目的ローン」や「多目的ローン」に含まれる場合もあります。目的ローンは、その名の通り特定の用途に対して使えるローンです。だいたい何にでも使えるはずですが、レーシックには使えない可能性もありますので、よくご確認ください。
またカードローンなら、金額によっては運転免許証や健康保険証さえあれば借りられます。医療ローンはそれに加えて病院の見積書など、指定された書類を複数用意しなければなりません。当然審査にも時間がかかります。
結論として、金利がカードローンと大差ない程度の医療ローンを借りるくらいなら、カードローンの方がいいでしょう。運良く金利が低い医療ローンを見つけられて、面倒を厭わないのであれば、そちらを手続きされるのがいいと思います。
(⇒カードローンの利息ってどうなってるの?)
昨今では医療技術の進歩とともに、新しい治療法が次々と開発されています。それに伴って、医療費が高額になっていくのも事実です。特に保険の利かない先進医療や、美容整形、レーシック、インプラントなどの費用は、一度に支払うのが難しい場合もあります。
こうしたときに利用できるのが医療ローンです。一般的なカードローンと比較して、医療ローンの長所・短所は何でしょうか。
金利を比較すると、もちろん個人の信用によっても違いますが、総体的に医療ローンのほうが低くなっています。
先進医療費は高額になることが多いですから、これは大きなメリットと言えます。その代わり、当然のことながら、医療費以外には使うことができません。
使途を証明する書類の提出が必要であったり、あるいは金融機関から直接、医療機関に振り込まれる場合もあります。
医療機関の中には、特定の金融業者と提携しており、そこのローンを使うよう指定してくることもあります。
この場合は、自分では金利を選べないので、結果的に高くつく可能性もあるでしょう。
審査はカードローンのほうが通りやすいと言われています。手続きも簡単で済み、短期間で融資が受けられることも多いのがメリットです。
医療ローンの多くは、年収が一定以上あることを条件にしています。
また勤続年数にも条件があったり、源泉徴収票の写しを提出しなければならなかったりします。
カードローンは使いみちが自由ですから、医療に付随する雑費の支払いに充てることもできます。
このように利用のしやすさでは、カードローンに軍配が上がると言えます。
なお医療ローンは総量規制の対象外になっているので、すでにカードローンで借りている人でも利用可能です。借入金が年収の3分の1以上あっても、申し込んでみる価値はあるでしょう。
だからといって、返済できないような金額を借りては本末転倒です。どんなローンであろうと、自分の返済能力を考えて、計画的に利用するのが大切です。
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