地方在住、低年収ながら正社員で働いている者です。今度、一時的にまとまった額が必要になるので、カードローンを借りられればと思っています。年収は２００万円足らずで、車のローンが３０万円ほど残っています。これで審査を受けて通ると思いますか？ 借りたい額は２０万円ほどです。
カードローンの限度額は年収に応じて決まるものですから、年収が低いという理由だけで却下されることはないと思いますよ。年収が少ないなら、限度額も低くなるだけですね。ただ、年収より勤続年数の方で引っ掛かる場合があります。
勤続年数が一年未満だと、収入が多くても不利でしょう。反対に正社員でずっと働いていらっしゃるのでしたら、年収が低くても借りられる可能性が高いと思います。あとは住まいですね。賃貸より持ち家の方が、一人暮らしより家族と同居の方が、居住年数は短いより長い方が有利になります。
車のローンについてはあまり関係ないでしょう。消費者金融や信販会社で借りる場合、総量規制によって年収の３分の１までしか借りられません。年収２００万円弱なら６０万円ほどですね。（こちらもご参考に→年収が1000万だと低年利で借りられる？）
車のローンは、車自体が担保になっていますので、この総量規制からは除外されます。つまり車のローンがあってもなくても、借りられる上限額は同じです。また銀行なら、それ自体が総量規制の対象外ですので、いくらまで借りられるかはひとえに審査次第になってきます。
金額が２０万円ということですから、おそらく消費者金融でも銀行でも借りやすいでしょう。消費者金融ではカードローンプランはひとつだけのことが多いですが、銀行ではたいてい複数のプランを扱っています。高所得者向け、パート・アルバイト向け、専業主婦向け、女性向けなど、貸付対象を分けている場合も多いです。信用金庫や信用組合、農協などでもカードローンは扱っています。地元にあるいろいろな金融機関を見比べてみてください。
【参考ページはこちら】
年収240万円でもカードローン使える？
カードローンを利用したいと考える人が最初に突破する関門が金融機関による借入審査です。この審査では自身の年周や勤続年数等の経済力を表す事柄を徹底的に調べあげられる事になります。つまり、自分に返済能力があるかという事を審査される事になります。これは自己申告ではありません。
金融機関に送信された情報は、金融機関の担当者が目視で全て裏付け調査をする事になります。内容に嘘や間違いは無いかという事や、今までにどの様な金融機関に何回を審査を申し込んでいて、その通過した金融機関はどこかという事まで調べあげられる事になります。
この調査において、不審な点や嘘が見つかった場合には即刻落とされてしまうことになります。そしてその審査落ちの記録が新たに信用情報に加えられる事になり、その人物の社会的評価を更に下げてしまう事になります。つまり、審査に申し込む際には、利用希望者は細心の注意を払うと共に経済力や信用性に自身がある時に申し込む事が大切となってきます。
では年収低い場合においてはどうすればカードローンを利用する事が出来るのかというと、年収低いと言ってもどれぐらい低いかによります。年収が50万円程度では、まずカードローンを利用する事は出来ません。この様な給料であれば10万円程の軽い借金であっても返済を滞らせる可能性があります。金融機関としては、返済を滞らせる可能性が少しでもある場合には利用してほしくないというのが考えです。最低でも150万円は欲しいところです。
こういった低い年収でもカードローンを利用する事が出来る様になる為には、年収以外の項目をより充実させる必要があります。勤続年数が3年以上あって、基準が低いとしても毎月安定した金額の給料をもらえるという証明になれば、審査に通過する可能性は格段に上がります。（こちらもご参考に→カードローン審査基準ってどうなってる？）
また、料金等を今までに一度も滞納した事が無いという事もステータスになります。借金を完済しているという事はこれからもそれを続ける事が出来るという保証になりえます。
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