社長のカードローンってやっぱり一般社員である私達が使っているものは少し違うのでしょうか。社長のほうが一般社員よりもお金持ちであることは間違いないので、それだけ特別なものを持てるような気がしています。例えばクレジットカードで言えばブラックカードみたいなものを持っているんでしょうか。
社長のカードローンなんて見たことがないのでちょっと気になります。
社長という言葉だけを聞くと「お金持ち」だったりするイメージがあるでしょうが、日本の社長は中小企業を始めとしてそこまでお金をもらっているわけではありません。お金をもらっている人はごく一握りなので社長のカードローンというのは一般従業員の人達が使っているものとほとんど変わらないとされています。中には一般従業員の人たちよりも条件が悪いものを使っている人もいるのです。
どうしてそうなるかというと社長のカードローンは安定していない収入に基づいているからです。例えば売上が悪くなれば最初に削る部分と言うのが社長の収入だからです。社長の収入を削って報酬を減らし、中にはボーナスもゼロにしている人もいるくらいです。そうして業績を回復させようと努力するわけです。
カードローン業者側から見ると、このような対応をする可能性があるので収入も不安定であるというように考えるのです。そうなると社長のカードローンというのは一般従業員の人達よりも悪い条件で借り入れをする事になったりするのです。中にはカードローンの契約そのものが出来ないという人もいるくらいで、決して社長のカードローンはブラックカードのように特別なわけではありません。
もちろん大企業のような大きくて潰れる心配のほとんどないところや中堅企業で安定しているような業者であれば、社員とは比べ物にならないようなカードローンを持っている人もいるでしょう。しかしそういう人たちばかりではないということですから、社長のカードローンだからすごいというように思い込むのは間違いだということです。
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カードローンでお金を借り入れるためには、まず審査に通らなければなりません。審査に通るためには、安定した収入というのが前提になります。公務員や会社員などは、安定収入が見込まれますので、審査には通りやすいといわれています。
しかし、公務員ならまだしも、会社員にはさまざまあります。東証1部の大手企業の会社員であれば、信用も高いので容易に審査は通ることでしょう。しかし、従業員も少ない小さな企業の会社員であれば、少なくとも大手企業よりは借り入れ金額が低く抑えられるでしょう。
では、会社員ではなく、経営者はどうでしょうか。
実は、経営者、すなわち社長は、意外にも審査が少々厳しいのです。社員は給与がほぼ安定していますが、経営者は収入が安定していません。今月は100万円の収入があったとしても、来月はマイナスの可能性もあるのです。収入の安定性を重視するカードローンでは、そのように、社員よりも社長のほうが借りにくいという矛盾した現象が生じうるのです。
(⇒経営者がカードローンを利用するには?)
とは言っても、社長だからといって必ずしも借りられないわけではありません。安定した収入があることが証明できれば、それで良いのです。社員は給与明細などで明らかになりますが、社長は所得証明などがあれば大丈夫です。要するに、社員よりも手続きが面倒くさいというところですね。その点さえクリアすれば、社長でも問題なく借り入れることができます。
ただし、経営者は、銀行などの金融機関から、個人として多くの事業資金を借り入れている可能性もあります。こうしたほかの借り入れ状況はカードローンの審査の際にもよく見られますので、注意してください。滞りなく計画的に返済しているならば問題はないのですが、滞納が何度かあったりすると、信用情報機関によってその記録が残されています。信用情報に傷があると、カードローンとは言え審査に落とされる可能性があります。
このように、社員のカードローンと社長のカードローンとでは、ちょっと金融機関も扱いが異なってくるのですね。
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