20歳の派遣社員2年目女子です。子どもの頃から算数や数学が苦手で、今度カードローンでお金を借りたいと思ってるんですけど利子の計算方法がわからないんです(涙)。それで、計算が苦手な人にもわかるように利子の計算方法を教えて欲しいんです。よろしくお願いします!
今まで借り入れの世界を経験されたことがない方には、計算の得意不得意関係なく「どうやって計算するんだ?」と思われるかもしれませんね。私も最初は紙と鉛筆に線を引いて、一所懸命手計算をしたものです(笑)。今ではエクセルなどに計算式と借り入れ条件を入力すれば、何回分でもすぐに計算できちゃうんですから便利になりました。でも、基本の計算式を知っておかないと、パソコンに入力できませんから、そこからしっかり覚えましょう。
まずは用語です。「元本」「金利」「利息(利子)」の3つは意味を把握していますか?「元本」は借りているお金本体のこと。「借り入れ額」とも表現できますね。「金利」は多くの場合、年率で表示されています。「金利15%」というと、1年で15%の利子がかかるという意味です。「利息(利子)」は「元本×金利」で計算されるお金ですね。
では、実際に計算してみましょう。【50万円借りて、金利は年15%、ぴったり30日おきに返済をした場合】を例に計算します。
(1回目):500,000×0.15×30÷365=6,164円(小数点以下切り捨て)
ここで「?」となったでしょう。計算式の説明をここからします。「元本に金利をかけ算し、さらに日数をかけます。そして、365日で割れば、30日分の利子が答えとして出てきます」。上の例なら、【50万(元本)に0.15(金利15%)をかけて、さらに30(日数)をかけて、365で割ると、6,164円(30日分の利子)が出てくる】わけです。
では、2回目はどう計算したらいいのでしょうか?ここで「毎月いくら返すか」を考えなくてはいけません。ここでは毎月2万円返していくことにしましょう。1回目の利子が6,164円ですから、20,000円から利子を引いた13,836円が「元本の返済額」となります。つまり、元本が50万円から48万6,164円に減ったわけです。2回目以降は「元本の金額だけが変わっていきます。」
(2回目):486,164×0.15×30×365=5,993円。2万円の返済のうち、元本返済分は20,000-5,993=14,007円。486,164から14,007円引いた472,157円が3回目の元本になります。
(3回目):472,157×0.15×30×365=5,821円。2万の返済で元本返済分は14,179円。4回目の元本は472,157-14,179=457,978円。
(4回目):457,978×0.15×30×365=5,646円…。といった具合に「利子がいくらで元本がいくら減るのか」を計算していきます。
具体的な数字で説明した方がわかりやすいかな?というコンセプトで書いてみましたが、自分で実際に計算しないことには本当に理解するのは難しいです。ですから、1回目から4回目までの返済のしくみを自分の手で計算して、さらに5回目以降も計算してみて欲しいなと思います。難しそうだけど、慣れればごく単純な計算の繰り返しになっていることがわかってきますよ。
【参考ページはこちら】
カードローンの利息についてもっと詳しく!
カードローンやキャッシングは、審査が必要な金融商品ですが、一度審査にとおりキャッシング専用のカード発行を受けた方は、契約時に決定したご利用上限額の範囲内であれば、銀行店舗のATMやコンビニATMを利用して、必要な時に必要な金額を引き出すことが出来る仕組みになっています。個人が資金調達する方法として、現代で最も一般的な方法と言えるかも知れません。
また、この商品は、金融機関が個人の信用だけを担保にしたローン商品ですので、担保も保証人も必要がありません。パソコンやタブレット端末を利用して申し込みが出来る来店不要型の銀行カードローンも増えていますので、忙しい毎日を過ごす現代人にとって、時間を気にせず申し込みが出来るという大きなメリットもあります。これらの利便性が利用者を急増させるには、それほど長い期間を要することはありませんでした。
ただし、あくまでも利益を追求する金融機関が提供しているサービスですので、無担保ローンに設定する金利は高くなっています。ご利用に際しては、実際に返済する利子の計算を念頭に置くことが大切です。カードローンの商品概要を見ていただくと、ご利用極度額10万円~500万円、金利年6.5%~14.5%などと記載されています。
この場合、10万円で契約された方は14.5%の金利が適用され、500万円の場合は6.5%の金利が適用されます。仮に10万円を1週間借りた場合の利息計算は、「100,000円×14.5%÷365日×7日≒278円」となります。同様の考え方で、ご自分が利用する金額と設定金利をもとにシミュレーションしてみましょう。返済日には約定元金と利息が指定口座から引き落とされます。
また、返済を延滞すると遅延損害金が発生します。遅延損害金は、おおよそ20%程度のところが殆どですので、カードローンを利用するときには、延滞をしないことを大前提で資金計画を立てましょう。
カードローンは、いざという時に資金調達出来るので、生活に安心をプラスするアイテムです。賢く使うことで、そのメリットを十分に享受することが出来ます。
(⇒カードローンのメリット・デメリット)
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