複数の借金をひとつにまとめることを「一本化」っていいますよね？金利の高いカードローンを低い金利でひとつにすれば、利息が減ってメリットになると思うんですが、逆に一本化することで生まれるデメリットって何があるんでしょうか。元々金利の高い方へ一本化する人はいないでしょうし、悪影響があるとはおもえないのですが、インターネット検索などをしていると「一本化はしてはいけない」と主張するブログや記事もあるので、どう考えるべきか悩んでいます。
結果から逆算して考えたとき、最終的に支払う利息の総額の比較をしてみれば、返済面でメリットになるかデメリットになるかは判断できるでしょう。一本化のときに気をつけなければいけないのが、『ひとつになったことで「月々の返済額が減る」』という点で、毎月の返済で苦しい思いをされてきた方には「ラッキー！毎月の返済が楽になる！」と反射的にメリットだと思い込んでしまうケースが見受けられます。
実はこれが、「一本化するときのメリットとデメリットの分かれ道」になるんです。金利が低くなって毎月の返済額が減る。金利が下がることは文句なしでメリットですが、一回あたりの返済額を減らすことは「なかなか元本が減らない」ということに繋がってしまう危険性があります。減る金利に見合った返済額の減少なら最悪でもプラマイゼロで済みますが、返済額を下げすぎたために余計に利息を支払っちゃうことになると大いにデメリットとなるでしょう。
もうひとつ、一本化を目的としたローン商品はカードローンのように繰り返し借り入れができるものが少ないという点です。今後借り入れは絶対にしないという固い決意で一本化ローンを利用される分には、自分から退路を断つ意味でも大きなメリットになりますが、その後の急な出費などでは再度どこかへ新規申込みをしなければいけなくなることになってしまう手間がかかります。
カードローンの中で限度額を上手く利用した一本化も不可能ではありませんが、どのカードローンからも満額借り入れているとしたらそれも難しいでしょう。借り換えたことでその先の借り入れはしない、あるいはできないという決意を持って臨むことになります。これをメリットと見るかデメリットと見るかは、個人の考え方次第ですね。
【参考ページはこちら】
カードローンのメリットとデメリットとは
カードローンは幅広い年代や職業の方が気軽に利用することができることから人気のローンとなっています。住宅ローンや教育ローンなどのように特定の目的のためにのみ、借りたお金を利用することができるという制約もないことから、利用者が好きなようにお金を使うことができるも魅力のローンとなっています。
（⇒カードローンを利用できる会社を教えて！）
そうしたカードローンは安定した収入があって、過去に借りたお金の返済を遅らせたことがない人ならば、多くの金融機関で契約をすることができるのも利用しやすいポイントの一つです。ですから一つの金融機関だけではなく、複数の金融機関から同時にカードローンの契約をすることができる場合もあります。
ですがそうした場合に問題となるのが、一つの金融機関からお金を全額借りたほうが便利なのか、それとも複数の金融機関からお金を分散して借りた方が便利なのかということです。一般的に複数の金融機関からお金を借りるよりは。そうしたローンを一本化したほうが多くのメリットがあります。（こちらもご参考に→カードローン借り換えは何社までOK？）
カードローンを一本化することの最大のメリットは金利の支払いを少なくすることができるということです。金利の違う複数の金融機関でお金を借りるよりも、その中で一番金利が少ない金融機関を選んで一本化をすれば、払わなくてはいけない金利の額を少なくすることができます。
カードローンの中には融資を受けた金銭を使って借り換えや負債のまとめをすることができるものもあります。そうした金融機関のローンを利用すれば一つの金融機関に負債をまとめることができるので合理的です。
負債を一本化することのメリットとしては他にも、支払いの手間ひまを少なくすることができるということがあります。返済の時に手数料がかかる場合もありますので、そうした手数料の支払いを軽減することも可能になります。また負債の一本化することで自分が今どれくらいのお金を借りていて、そこには毎月どれくらいの金利がかかっているのかということを正確に把握できるメリットもあります。
Copyright c このカードローンがお薦め！「ブラックでもOK？」《ソリッドクロ》 All Rights Reserved.