銀行のカードローンの宣伝をよく見かけるようになりました。銀行はそんなにお金を貸したいのでしょうか?そうであれば、誰でも確実に借りられるカードローンがあるのでしょうか?もしあるのなら教えて下さい。
確かに、銀行のカードローンの宣伝が増えました。以前、銀行は主に企業向けに貸し付けをしていましたが、今は個人をターゲットにしたカードローンにも力を入れています。中には消費者金融を傘下にし展開している所もあります。銀行は預かったお金を運用して利益をあげています。それに加えて、お金を貸すことで得られる利息も銀行にとって大切な収入源になっています。
では、そんなに貸したいのなら誰にでも貸してくれるのかというと、そうではありません。銀行や金融会社が一番困るのは、貸したお金を返してもらえなくなることです。その心配がある人には貸さない場合があります。断られる可能性のある条件をみてみましょう。(こちらもご参考に→カードローン審査が見送りになった理由)
銀行にカードローンを申し込む時には、基本的な条件をクリアしている必要があります。年齢は、20歳以上65~69歳までという所が多いです。職業は、正社員以外にパート・アルバイトでも可能な場合が多いです。限度額は低くなりますが、専業主婦(主夫)でも借りられる場合が多いです。専業主婦(主夫)の方は消費者金融では借りられないケースが多いので、銀行の方が門戸が広いことになります。また、永住権があれば外国人の方でも申し込めます。
申し込みの際は住所・氏名・年齢等、勤務先や年収等の基本情報の他に、他社からの借り入れ額などを聞かれます。また、運転免許証や健康保険証等の身分証明書を提示します。また、勤務先に在籍確認の電話が入ります。これは個人名でかけて来るもので、本人は電話に出なくても大丈夫です。当然のことですが、氏名や勤務先等に関して虚偽の申請をしたらアウトです。
もう1つ重要視されるのが、個人の信用情報です。銀行や消費者金融業者は、融資の情報を個人情報信用機関に記録し、共有しています。過去の融資や申し込みの記録がされているので、もし他社からの借り入れを黙っていても知られてしまいます。また、過去に延滞を繰り返したり自己破産をした等、金融事故(いわゆる「ブラックリストに載った」状態のことです)をおこしていることもわかってしまいます。
基本情報や個人の信用情報に問題がなければ、融資は可能です。銀行側は年齢や年収に応じて貸付額の上限や金利を決めていきます。ここには各銀行で独自の基準があるようです。
もし今は審査に通らなくても、あきらめることはありません。年齢の上限に達している方は難しいですが、着実に仕事をしていれば勤続年数が増えていきます。金融事故が問題と思われる人も数年後には情報が消えます。年数が経って申し込めばOKになる場合もあるのです。
このように、基本情報と信用情報を審査した上で初めてカードローンがスタートします。誰でも確実に借りられるわけではありませんが、借りやすい状況は整ってきているといえます。
カードローンというとかつては消費者金融が運営するところがほとんどであり、返済能力を超えた貸し付けや高利の金利が社会問題となった時代もあり、負のイメージを持っている人も少なくありません。
しかし、カードローンは急な取引先との接待や上司、同僚との飲み会、あるいは会社での宴会の幹事を買って出てクレジットカードで立替払いをしようと考えていたところ、予約をした店がクレジットカード払いを受け付けてなく現金での支払いが必要になった時など、予期しない出費があった時は大変心強い味方になってくれます。
かつては、カードローンを運営しているのは消費者金融などカードローンの専門会社がほとんどでしたが、現在では、かつてのカードローン会社が銀行の傘下に入ったり、銀行が企業向け融資でだけではなく個人向け融資に力を入れ始めたことから銀行カードローンもたくさんできています。
(⇒銀行カードローンにデメリットはある?)
カードローンを開設する際に一番重要なことはカードローン会社の信用です。返済能力を超えた貸し付けを行わず、金利も合理的なものであることが必要ですが、銀行カードローンはこの信用力において確実に群を抜いた存在ということができます。
日本を代表するメガバンクが運営するカードローンから地方銀行や信用金庫などが運営するものまで現在では、銀行カードローンは数多くのものがあります。
また、カードローンを開設する際のポイントとしては、開設の申し込みから、カードの発行までの手続きの迅速さがあります。かつての銀行融資は審査に時間がかかったものですが、現在のカードローンは申し込みから、融資の可否の審査、カードの発行までをインターネットで行うことができ、即日融資というサービスを提供しているところがほとんどです。
さらに、銀行カードローンの強みは、借り入れや返済の手続きの簡便さをあげることができます。自らの銀行の店舗のATMや提携ATMで簡単に借り入れたり返済することができます。
【参考ページはこちら】
銀行系ではなく銀行カードローンの見分け方を教えて!
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