私は、家電等の高額商品の買い物の支払いにはカードローンを利用しています。今使っているカードローンを選んだのは、他の銀行や消費者金融のカードローンと比較して、最も金利が低いカードローンだったので申し込みました。なるべく、金利が低いところのカードローンを使い、少しでも返済金を少なく済ましたいと思っていたからです。
最近、「カードローンの借り換え」という話をよく耳にしますし、広告等でも見かけて興味があり、先日時間があったので、詳しく調べてみました。すると、カードローンの金利も長く使っていれば変動する事があるので、より低金利なカードローンに借り換えれば返済金が少なく済んでお得!…という事が分かりました。
実際に、今使っているカードローンは10年くらい利用しているのですが、多少金利は変動していましたし、探してみたところ別のカードローンで低い金利の商品を見つけたので、借り換えを検討しています。
基本的に、借り換えのメリットは「より金利の低いカードローンを使って、返済金を少なく済ます事」にあるのだと思うのですが、それ以外にも何かメリットはあるのでしょうか?今後も借り換える機会は何度かあると思いますので、知識として覚えておきたいです。
基本的には、カードローンの借り換えは、「金利が高いカードローンから金利の低いカードローンに借り換える事によって、返済金を少なく済ます」という事が大前提で、大きなメリットになります。
しかし、それだけではなく、他にも無視できないメリットがあります。
カードローンの利用は、人によっては1つのカードローンだけではなく、複数のカードローンを利用している場合があります。当然、その場合、銀行や消費者金融によって、それぞれ契約内容が違うカードローンを持っている事になります。
金利においても違いがありますが、返済日も月の初めだったり、15日前後だったり、末日だったり…と、利用しているカードローンごとにバラバラです。銀行口座から引き落とされるタイプならまだしも、ATMから振り込む場合、月に2度、3度も返済日があるのは、管理の上でとても面倒ですよね。
借り換えによって、それらを全て1つにまとめる事が可能なのです。「おまとめローン」等と言われるのは、大体この利用パターンです。まず、返済日は月に1回になるので管理が楽になります。勿論、高い金利のカードローンから低い金利のカードローンに借り換えるので低金利のメリットもあります。
しかも、複数のカードローンを利用していた場合は、利用総額を合わせると高額になる事もあります。カードローンの高額利用は、少額利用よりも更に低金利になるので、よりお得になるのです。
ですから、カードローンを愛用しているのであれば、定期的に借り換えを検討していきたいものですね。
ちなみに、複数件数の借り換えを、低金利な銀行系のカードローンでしようとしても、審査がなかなか通らない事があります。その場合、消費者金融系のカードローンで借り換える事になります。
高額の借り換えを検討しているのに、消費者金融系のカードローンだと、貸金業法の総量規制対象なので「年収の3分の1以上の金額を借りられない」という決まりにひっかかってしまうのでは?と不安になってしまいますが、総量規制の例外の1つ、「利用者が有利になる借り換え」にあたるので、問題なく借り換えが可能です。
【参考ページはこちら】
借り換えはどんなカードローンからでもできる?
カードローンやキャッシングは、金融機関が個人の信用を担保にして小口資金を融資する、いわゆる無担保ローンです。そのため、金融機関は貸倒れリスクを回避するため設定金利を高くするのが一般的です。このことは、金融機関が利益を追求する企業であることを考えれば当然の結果だと言えるでしょう。
(⇒カードローンの利息に関するおすすめ記事)
ただし、かつて消費者金融会社の中には、法外に高い金利設定を行うところがあり、返済に困窮する者が新たな借入れを繰り返し多重債務者が急増した時期がありました。そのことに対して政府が採った方策が、貸金業法の改正による上限金利の設定です。
上限金利が設定されてから、消費者金融会社などで提供する商品の金利も法定内に収まるようになりました。また、カードローンを取り扱う金融機関が、消費者金融だけでなく、銀行、信用金庫などの一般金融機関にも多くなってきています。提供先が増えると言うことは、利用者にとってメリットがあります。それぞれの金融機関の商品内要を比較検討して自分に合った商品を選ぶことが出来るからです。
また、カードローンの特徴は、契約時に決定したご利用上限額が大きいほど低金利が設定され、逆にご利用上限額が小さくなるほど高金利が設定されることです。このことから考えると、複数の小さなカードローンを利用している方は、高い金利のキャッシングを小口に分けて利用していることになります。これを一つの銀行のカードローンに一本化すると大きなメリットが得られることがおわかりでしょう。
最近では、借り換えローン、おまとめローンなどの名称で、小口ローンの一本化をすすめる金融商品が沢山出てきました。どの金融機関でまとめるかは、借り換え合計額と設定金利で選ぶと良いのではないでしょうか。
どの程度のメリットになるかは、個々のケースで違ってきますが、金融機関のホームページでは借り換え用のシミュレーションサービスを提供しているところもありますので、試してみるのも一つの方法です。また、店舗窓口や電話でも丁寧に教えてくれると思います。
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