カードローン審査を受ける方は、自分の年収のことをとても気にする傾向があります。確かに総量規制の関係上、年収の三分の一以上は借りることができませんから、理屈の上では限度額は年収に左右されると言えるでしょう。しかしこれは貸付金の上限の話であって、現実の限度額はそれよりもっと低くなるのが普通です。つまり年収額によって、限度額に差が生じることはあまりないと言えるんです。
しかし年収が余りに低いと、審査そのものに通らないことを心配する方もいます。一般に年収の最低ラインは設定されているはずなのですが、明記されていない場合が殆どです。通常200万円を越えていれば問題はないと言われていますが、会社によってはそれよりも高い目に設定されている場合もあります。ただしこれは法律上の規定ではありませんから、他の条件によって若干上下することも考えられます。
(⇒年収が240万円でも借り入れできる?)
アルバイトやパートの年収は、200万円よりもっと低い場合が殆どですが、同居する家族の収入を考慮に入れて、基準額以下であっても審査に通ることがあります。例えばパートに出て生活を助けている主婦の方ならば、ご主人の扶養家族として年に103万円を越える収入があると課税対象となってしまいますし、健康保険も別会計になってしまいますので、これを越えないよう調整している方が殆どでしょう。
パート主婦の方がこの年収でも審査に通ることができるのは、配偶者であるご主人の年収を加味するからです。このように一言で年収と言っても、その他の条件によって随分と違って来るということが分かりますね。(こちらもご参考に→カードローンの審査条件ってどうなってる?)
カードローン審査で年収よりもむしろ問題となるのは、勤続年数だと言われています。どこで申込をする場合にも、勤務先にいつから働いているかを申告することになっていますよね。もしも働き始めてまだ数ヶ月程度しか経っていないとしたら、勤務先が安定した企業で年収が高くても、審査に落ちる可能性がありますよ。
これを年収が低いから審査に落ちたと思い込んでいる方も多いのですが、実際には勤続年数が問題となっている場合もかなりあると考えられます。その場合、1年後に審査を受け直せば、同じ年収なのにアッサリ通るという可能性もありますよ。ブラックの方が中堅業者で審査を受けた場合も、勤続年数が10年以上だと高い評価が期待できると言われています。同じ勤務先で長く勤めることは、お金を借りる上でも大切なんですね。
【参考ページはこちら】
カードローンの年収目安はどのくらい?
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