カードローンをあれこれ探していると、おまとめや借り換えという言葉が見つかります。しかし自分に必要がなければ何のことか今イチよく分かりませんよね。しかしおまとめや借り換えは、まだまだ自分に縁のない間にこそ大切な方法なんです。ブラックの心配なんて無縁だという人こそ、検討しておいて損はありません。
(⇒ブラックでカードを作れない人はどこで借りてる?)
借り換えというのは住宅ローンでもよく見られることですが、より金利の低いローンで組み直して、返済を少しでも楽にするための工夫のことを言います。カードローン利用者の場合、小口の借入を複数抱えている方もいますから、これをまとめてひとつに借り換えることをおまとめローンと言っています。
多重債務で苦しくなった人におまとめローンを薦めている広告もよく目にしますが、正直なところ返済がとても苦しくなってからでは、借り換えの効果はいまひとつ期待できない場合も多いんです。といいますのも、カードローンはどこで借り換えたところでそうそう大きな金利の差は期待できず、返済総額を大幅にダウンすることが難しいからなんです。
その結果、期待するほど返済の負担は減らず、借り換え前と同様に返済が苦しいままという結果に終ることも考えられるのです。しかしながら複数の返済を一口にまとめることで手間や管理はうんと楽になりますし、これで弾みをつけて一気に返済に持って行くことも十分に可能です。ただし楽になるはずだと期待しすぎると、完済まで気力が保たないことも考えられるので注意が必要ですよ。
そのためには何度も試算を繰り返し、借り換え後の返済計画を自分で検討することが大切です。あらかじめどの程度の効果が期待できるか分かっていれば、期待外れになる心配もないでしょう。しかしやはり返済が苦しくなる前に、普段からこまめに借り換えを検討して利息の負担を減らす努力も必要です。そうでないと、借り換えやおまとめは結局は債務整理、つまりブラックになるまでの時間稼ぎにしか過ぎなくなってしまいます。
ブラックになりそうになってしまってからではなく、そうなるずっと手前でやってこそ、その効果を十二分に発揮するのが借り換えという手段です。例えば1件の借入であっても、更に金利の低いところで借り換えるということだって可能ですよ。まだまだ余裕のある間に、あなたも是非借り換えを検討してみてはいかがでしょうか?
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